18切符で「いい日旅立ち」を求めて… (part3)




 16時54分、宇野駅に着きました。
30分くらい時間がありますので、少し散策をしに行きます。
 反対側のホームは、105系の茶屋町行きのワンマンカー2両が発車しようというところでした。
もちろん、これは、ロングシートの車両です。

 なんと、宇野駅も「いい日旅立ち」が流れます。 電車が接近する時と、電車が発車するときにも…
 これが宇野駅の駅舎です。
小さな駅舎です。ローカル線と代わりばえしません。

 昔の四国との連絡駅というのが想像もつきません。
 駅のロータリーには、海を示すようなものが、真中に建っていました。
人があまり多くなく、寂しいところです。
 こんな面白い像までありました。
 昔は、このあたりも線路やホームだったんでしょうね。 このように整理されてしまうと、当時の面影が分かりません。
 宇野駅は駅前がもはや港です。 なので、海が見えます。
瀬戸大橋線が出来ても、まだ四国への連絡船は、たくさんあります。
 ちょうど、四国の高松へ向かう船もありました。
船のデッキで海を見ながら讃岐うどんを食べるというのがツウだったそうです。
 こちらは、瀬戸内海です。
海を見ながらのんびりと過ごしたいのですが、列車の時間がきたので、宇野駅を離れることにします。
 次に乗る列車も、先ほど乗った同じ列車でした。
 今度は、17時24分発の岡山行きの普通です。
 この道路なんですが、宇野駅が四国連絡駅と栄えていた頃は、ここも全部線路だったんですね。
それが、もはや今では不要となって、このように道路となったわけです。
 岡山駅には、18時16分に着きました。

 ここで、軽く夕食とします。この画像の立ち食いうどんにしました。
ゆっくりと食べながら、駅の様子を見ると、さすがに、ラッシュ時で慌しかったですね。

 でも、山口百恵嬢の「いい日旅立ち」が流れ、ラッシュの喧騒を和ませてくれる感じでした。
やはり、こういう名曲を聞くと心が落ち着きますね。
 次は、吉備(きび)線に乗車します。

 その前に、このアンパンマンのイラストの車両。これは、JR四国の特急列車です。 これだと子供は大喜びですね。
先ほどの桃太郎のイラストの車両やこのアンパンマンのイラスト車両といい、ある意味、和ましてくれます。
 18時42分発の吉備線の総社(そうじゃ)行きは、津山線で乗った車両と同じく、キハ40系でした。

 夕方のラッシュで、かなり混雑していましたが、一駅ごとに降りていく客が多く、終点の総社駅では、あまり降車客はいませんでした。

 この画像は総社駅です。 ここは、伯備(はくび)線との乗換駅です。
 岡山行きまでは、時間がありますので、すぐに出る伯備線の備中高梁(びっちゅうたかはし)行きの普通に乗って、時間つぶしをします。
 備中高梁行きに乗って、美袋(みなぎ)駅に着きました。
このあたりは、山に囲まれた暗く、静かな無人駅でした。
ちなみに、わたくしは、ここで岡山行きに乗りますので、折り返します。

 岡山行きのホームへ行ってみると、若い女性が一人電車を待っていました。はじめは一瞬「幽霊?」なんて思ったりしました。ここで一人でいると怖いところでしたから。
 ちょうど、特急の「やくも」が通過していきました。
 岡山行きに乗って、再び、岡山駅に着きました。
いよいよ、名古屋へ帰ります。
ここからは、新幹線です。

 新幹線の乗り換え通路には、このように、桃太郎の銅像がありました。




[次へ]

[戻る]

[旅日記トップへ]

[トップページ]